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ヒポクラテスの教え

★「医者が包帯を巻き、神が治す」ヒポクラテス



★病気の流れ

風邪でも怪我でも骨折でも治るのには時間が掛かります。病気には流れがあります。

良くなる時は放って置いても良くなりますが、悪くなる時は何をしても駄目な場合も有ります。火事も初期の場合は水を掛ければ消えますが、大きく燃え上がった火は簡単には消えません。癌や脳梗塞、心筋梗塞その他の手術でも医者はその時その時出来る最善を尽くしますが必ずしも良くなると言いきる事は出来ません。医者も患者さんもそれぞれが最善を尽くすのみです。私達に出来る事は体の、命の「お手伝い」だけです。

ベクトル:大きさと方向を持った量

あなたの症状は治癒と悪化どちらに向かってますか?

症状を改善する為には歯医者と患者さんの

それぞれの努力が必要です


★大切な事、それは原因を絶つ事と生命力を上げる事

病人が寝てれば良くなるように、自然歯科では歯同士の50キロ近くの力による殴り合いを止めさせ歯を休ませます(物理的原因の除去)。それにより筋肉の異常緊張を取り、血管の圧迫を取り、血流を良くして生命力を上げるようにします。血液は酸素や栄養素やホルモンや、細菌その他と闘う所謂、体の中の兵隊さんの白血球その他を細胞に運びます。また血液は体の中の老廃物を腎臓その他に運ぶ役目も担っています。血液が体を養い、病気を治します。噛み合わせを良くしたら筋肉の近況がとれ唾液が出だしたとか、脳血流が良くなり、所謂、血の巡りが良くなり、頭の働きが良くなったと言う例も有ります。

また自然歯科では虫歯の穴に物が貯まって酸が出来て歯が化学的に冒されないように、歯の気持ちを聞きながら出来るだけ悪い所を取り、その穴を歯に優しいセメントで塞ぎ、化学的な原因を絶ち、歯が根の先の針の穴の様に細い穴からカルシウムを運び二次象牙質を造り歯自身が中から治るお手伝いをします。

歯医者だけでなく患者さん自身にやって頂かなければならない事があります

心配不安を手放し、歯と体、心を休め、出来るだけ柔らかいもの、あまり咬まなくて済むものを食べ、あれこれ余計な事はせず、何事にもとらわれず、いつも心にゆとりを持ってゆったり、のんびり過ごす事が何より大切です。

参考:食べない事で生命力が出る。

甲田療法では通常2,3000キロカロリー取る食事を600キロカロリー位にすると癌でも治るそうです。「不食の時代」ビデオの人は生野菜ジュースのみで60カロリー位の摂取だと言っていました。テレビでも食べない事でアトピーが治った例が紹介されていました。

★噛み合わせは刻々変わる

歯の咬む力は50キロ近くあります。

1本歯を削ればその歯に加わっていた50キロ近くの力が他の歯に移動します。

2本歯を削れば二本分の歯に加わっていた力が他の歯に移動し、

その歯もまた変化し、時間を掛け噛み合わせのバランスも変わります。



人間は1日に15分位しか噛み締めていないことが生理学で判っていますが

イライラ、クヨクヨ、心配、不安その他で食い縛る頻度が多くても、食い縛る力が強くても問題を起こします。



★体のバランスも変わる

頭の重さは5キロ10キロと有り、背骨の上で微妙なバランスを取っています。

歯をいじると言う事は体のバランスも変わると言う事です


山の斜面にある大きな岩が転がらないようにしていた支え棒をはずすと

岩が転がり出すように、歯科治療で歯と体のバランスも変わります。


体が歪まないように必死で頑張って歯が問題を起こす場合と

体の歪みを修整する邪魔をして問題を起こす場合等々

問題を起こす原因は色々です。



車のバンパーが壊れて中の人を救うように


虫歯も虫歯菌にも、歯周病も歯周病菌にも、その他全てに意味があります。

いつも全体のバランスを診る事が大切です



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